。。。。

「おかえりなさいッ!…って、あら?二人でお出かけしてたの?珍しいわね。」

ギクッ 

「ぅ…うん、そうなの。」
「ぉ…ぉう、そうだよ。」

ヤバい 
顔に出てそう… 


「ふーん、そう。まぁいいわ、ご飯出来てるからね。」


よかった…

怪しまれてないみたいだ… 

ボソッ…
「裕恭、よかったね」 

「まぁな」



あたしたちは夕食を食べに行くことにした。 




「あぁ、今帰ってきたのか。おかえりなさい。」


はッ……

お父さんも居たんだった… 



「うん…ただいま。」


「なんだ、裕恭も一緒だったのか?どこに行ってきたんだ。」


ギクッギクッ 

「え…ぇっと…」

「嘉穂が洋服欲しいって聞かなくてさ、一緒に洋服見に行ったんだ。」

「…そうか。何かいいのあったか?」


えッ 
あたしに振るの??! 


「いや、なかったよッ!」

「…そうか。」


ふー、びっくりした。 


ふと裕恭の方を見ると、 
口を押さえて、笑うのを堪えていた。 




「も〜〜……」