それだけでも寝起きの私にとっては十分お腹が満たされた。
「ふぅ‥」
お茶を飲み干し、ソファーに腰掛けるとまた眠気が襲ってきた。
だけど今日はもうすぐで仕事の時間だから準備を始めないと間に合わない。
閉じそうな瞼をむりやり持ち上げて眠気と葛藤しているとき、玄関のドアが開き誰かがやってきた。
足音がこちらに近づき、止まった。
「あ‥光くん。」
胸あたりまであるサラサラの黒髪に中性的な顔。
緑がかった瞳が印象的な、綺麗な少年がそこに居る。
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