そんなことを考えていたら いつの間にか4時間目の授業が始まっていた 『空っ!』 小さい声に振り返ると 親友の直緒が窓の外を指さしている 『なに?』 『あれ優先輩ちゃう?』 窓から見えるグランドには 確かにバカがいた