かぁぁっと赤くなる夢凪。

「もぉー」

「夢凪、ブーケ投げる時私になげてねー」
と摩季。
「おー、頼むぞ夢凪」

そんなことを言われ、改めて実感する、結婚するんだ、と。

「じゃ、行くか」

俊輝が夢凪の手を引く

「うん!」

その手を握り、笑顔で頷く夢凪。


そして、ブーケを投げる時、
夢凪は思った。

ここまで育ててくれたお母さん、お父さん。

ずっと一緒に居てくれる摩季と涼、酉君、美乃莉さん。


そして、大好きな人。




ありがとうございました。
私は今、幸せです!



そして、ブーケが今、落とされた……