「「夢凪、おめでとう。」」

「えへ、ありがとう、二人共」

「坂井さん、」

ふと振り返ると、酉と美乃莉が居た。

「酉君、来てくれてありがとう、」

「うん、こちらこそ招いてくれてありがとう」

「夢凪ちゃん、綺麗ね」

「そっそんなこと「まーな、」

「俊輝⁉」

少し俊輝に見とれる夢凪。

「坂井さん、俺、好きだったよ坂井さんのこと。」

「へぇ……ええっ⁈」

「みっ酉⁉」

驚いてる二人と、ただただ微笑む美乃莉。

「でも、無理だって分かってたし、友達のままでいいやって、思うんだ。」

「え……?」

「だから、任せましたよ、俊輝先輩」

「当然、夢凪を幸せにする」

そう言った俊輝のまわりからヒューなど、歓声が上がる。