私と先輩


「ん・・・あっ、それっは・・・」

「なに?」

「ひぁっ、あっん・・・」

またあのキスをした。

そして、しばらくして


「夢凪・・・本当に良いの?」

「え?」

「やっぱ、無理してない?」

「しっしてないっ」

「夢凪、」

「してないよ!なんで私が無理するの?」

「つらそうだから」

「俊輝・・・私は、好きな人と一緒になりたいって、思ってるよ?」

「夢凪、ありがとう。俺もそう思ってるよ」

そう言って笑ってキスをした。
そして、また私は痛いけど、なんか、変な感覚がした。
なんだろう。
逃げたいけど、捕まえていて欲しいみたいな・・・

そして、昔の事が、よみがえった。





――――
――――――

『・・・凪ちゃん』

『あっ!俊兄』

『夢凪ちゃん、あそぼぉよ』

『うん!わたし、俊兄とあそぶぅ』

そう言って仲良く駆けていく小さな私達。

『あれ?俊君はぁ?』

『ここにいるよ、夢凪』

『あははっなぁんだぁ』

『こぉら!俊輝?出掛ける時はちゃんと言って?』

『う?ごめんなさい』

『そうだぞ、夢凪ちゃんが居る時は特にな、』

『え?なんで?』
『俊兄パパなんでぇ?』
『兄さん、夢凪、かんたんな事だよぅ?』

『俊也、わかるのか?』

そう言って笑って俊君の頭を撫でる。