「んっ」

チュッ
  チュッ

「んん!?」
しっ舌が入ってきたー!!

「んっ・・・はぁっ・・・んんっ・・・」

  クチュッ
チュッ

舌が動く度に体がビクンとする。

「ふぁっ・・・もぉ・・・無理」

息が続かないし、頭が朦朧としてきた。

「ん?もう無理なの?」

私はコクンと首を下げた。

「こんなの、無理ぃ」

「へぇ?嬉しそうにしてたのに?」

「んなぁっ!うっ嬉しそうにって」

「しょうがないなぁ・・・!?」

「?」

「お前、誘ってんの?」

なんでそんな事言うのかと、夢凪は自分の格好を見る。

「ひぃっ!いっいえ、違います。」

夢凪は
ワイシャツが第三ボタンまで開いていて、谷間が見えていた。

「あっあの・・・」

先輩は真顔になっていた。

「あのさ、夢凪」

「はっはい?」

「好きだよ」

「はっはぃ、私・・・も」
かぁぁっ

「いつか俺だけの夢凪にしたい」

「・・・」
その言葉の意味は・・・?

「だから、その・・・」

「・・・」
涙が一粒、落ちた。





「結婚しよう」