・・・ってー!!!
何この席!!

酉君、私と、先輩、お姉さん

可笑しいでしょ!

って思いながら私は箸をすすめる。

「あっ夢凪「夢凪ちゃん、ついてる」

「え?」

そう言うと酉君は私の口に指を当てる。

「はい、とれた。」

「あっありがとう?」

なんか恥ずかしい・・・。
そういえば先輩は何かを言いかけた、

「俊輝先輩なんですか?」

「なんでもない」

笑ってる!笑ってるけど・・・
怒りマークたっくさん見えるよ、先輩。

「なんでもなくないじゃないですか!」

「なんでもないっつーの!!」

「じゃあなんで怒ってるんですか!!」

「怒ってない!」

「・・・もう良いです」

意味分からないけど、これ以上はもう無理だ。

「酉君行こっか」

努めて笑顔をつくった。

酉君は慌てて立つ。
そして先輩に一礼をしてついてくる。

もう先輩なんか知らないんだからっ