「彩、あんた最近遅刻ばっかりなんだって?」 朝ごはんのハムチーズパンをほおばる私に お母さんは冷ややかな視線を送ってきた。 「もう3年生でしょ?遅刻してる場合じゃないわよまったく…」 呆れた、と付けたしお母さんはキッチンに戻って行った。 私はパンを一気に詰め込むと お母さんと、まだ眠たそうなお父さんと、学ランのボタンをつけ間違えてる弟に 「いってきまーす!」 と言葉を残した。