あれは僕、青木玲雄と幼馴染の、桜舞愛が高校2年生の時だった。 「玲雄―今日もいくよね~」 「あぁ5時にな」 僕たちは毎日のように僕のいとこのカフェに行っている ところがある日愛が、「ごめーん今日お母さんの病院があるからバイバイ」 「おばさんだいじょうぶなのか?」