僕がもらった神恋

「もう、やさしくして・・・」


「ご、ごめん!!」



「私も、初めてなんだから・・・」


「えっ!?」


愛梨は少し顔を赤らめていた。



愛梨が・・・

初めて・・・!?



「博己・・・」


俺は吸い寄せられるように、
愛梨の唇へとキスを落とす・・・




愛梨・・・

愛梨が初めてなんて知らなかった。


俺が初めての男・・・


俺、俺・・・

絶対お前を大切にするから!!


絶対幸せにするから!!



「うん・・・」


愛梨は恥ずかしそうにニコッと微笑んだ。



俺の心の声がまた聞こえた?