僕がもらった神恋

博己は彼女のそばに近づけず、
うろうろとその場を回りだした。



どうしよう・・・

どうしよう・・・


キョロキョロしながらも
チラチラと彼女の、
いや彼女のお尻を見てしまう。



くそっ、何見てるねん!!

弱ってる女の子の下着を見るなんて
最低やな俺は!!


そう思いながらも見てしまう。



こんな男の部分が憎らしい。




「あれ? 
こうゆうの好きじゃなかったっけ?」


「えっ!?」


彼女がいきなり話し掛けて来たので
俺は心臓が飛び跳ねた。


お尻にばかり気がいっていて、
彼女が見てることに気が付かなかったんだ。