「豊永、戸山さんどうしたんや?」
「ああ・・・福士は知らんよな?
戸山さん、記憶喪失らしい・・・」
「記憶喪失!?」
「記憶喪失といっても全部じゃなくて、
自分の名前もわかるし、
仕事の内容もわかってる。
けど、今まで自分が何をしてきたこととか、
どんな仕事を受け持ってたとか、
やり方とか、得意先とか、
仕事の肝心なことが全部わからんらしい。
それに交友関係も記憶を失ってて、
いろんな女が訪ねてくるけど、
全然わからんらしい・・・」
「そうなんか?」
なんで・・・
なんでこんなことに・・・
戸山は愛梨に手を出そうとした時に、
制裁として記憶を一部消されていたのだ。
「ああ・・・福士は知らんよな?
戸山さん、記憶喪失らしい・・・」
「記憶喪失!?」
「記憶喪失といっても全部じゃなくて、
自分の名前もわかるし、
仕事の内容もわかってる。
けど、今まで自分が何をしてきたこととか、
どんな仕事を受け持ってたとか、
やり方とか、得意先とか、
仕事の肝心なことが全部わからんらしい。
それに交友関係も記憶を失ってて、
いろんな女が訪ねてくるけど、
全然わからんらしい・・・」
「そうなんか?」
なんで・・・
なんでこんなことに・・・
戸山は愛梨に手を出そうとした時に、
制裁として記憶を一部消されていたのだ。


