僕がもらった神恋

「ハァハァ・・・博己・・・?」


「ああ、そうや!!
どうしたんや愛梨!?」


「ハァハァ・・・」


愛梨は俺の顔を見て安心したのか、
息を切らしながらもニコッと微笑んだ。



「愛梨?」


俺は愛梨の体に触れようとした、

えっ・・・!?

俺の手は愛梨の体をとおり抜けた。


「えっ・・・!?」

俺はもう一度愛梨に触れようとしたら、
また愛梨の体をとおり抜けた。


「なんで・・・!?」


愛梨に触れない・・・


何度やっても愛梨の体に
触れることができない。



なんでや・・・?


すると愛梨の体は
だんだんと透明感を帯びてきた。