僕がもらった神恋

「知里ちゃん・・・」


「あれっ!? 福士くん?
どうしたの?」


「いや・・・」


「悩み相談?」


知里ちゃんはそう言いながら
、首を少し傾かせ微笑んだ。



「・・・・・」


俺は何も言えず黙っていると、


「ちょっと待ってて、
もうすぐ終わるから。」


そう言って店の中へと戻って行った。



恋愛相談・・・


気付けばここに来ていた。


俺は何してんだ?

なんで知里ちゃんのところに来たんだ?


そう思いながらも俺は
ここを動けずにいた・・・