僕がもらった神恋

愛梨は・・・



「博己・・・待って・・・」


ガクッ。


愛梨は胸を押さえて
その場に膝を付いた。



「ち、ちがうの・・・ハァハァ・・・
戸山とは何もない・・・
博己・・・ハァハァ・・・」


バタンッ。


愛梨は苦しみながら、
とうとう倒れてしまった。



博己・・・


「ハァハァ・・・」


私が・・・

私が好きなのは・・・



「ハァハァ・・・」


あなただけなの・・・



博己・・・


愛梨は倒れたまま動けなくなった。