僕がもらった神恋

ふざけんなっ!!

ふざけんなっ!!

ふざけんなっ!!


みんなで俺をバカにしやがって!!



俺は息を切らしてしんどそうな
愛梨を残して家を飛び出した。


正直、そんなこと心配する余裕はなかった、
怒りで我を忘れていた。



愛梨まで俺を裏切るなんて・・・


もう何も信じひん・・・


誰も好きにならへん!!



「くっそぉー!!」


博己は思いっきりゴミ箱を蹴飛ばした。



もう何もかも嫌や・・・


博己はそのまま夜の闇へと消えて行った。