僕がもらった神恋

「無駄なことが多すぎるんや、
だから要領悪くて
だからクビになったんや。」


「おまえがそうさせたんやろ?」


「俺がそうしてやったんや。
あいつには組織の中での仕事は向いてない、
一人でコソコソやってる方が似合ってるわ。」


「あんたぁ!!」


愛梨の表情がまた険しくなった。



「重たいねんあいつ・・・
真面目で正義感のある奴って
偽善者みたいでヘドが出るわ!!



プチッ。


戸山のその一言で、愛梨の何かがキレた。


キッ!!


「ぐわぁぁぁー!!!」


愛梨の怒りは頂点に達し、
鋭く戸山を睨みつけた、
すると戸山はまた
頭を抱え激しく苦しみだした。