「きゃっ!!」


そして戸山は愛梨の上に乗り、
両手を押さえながら
四つん這いになって跨った。



「あんまり焦らすなよぁ・・・」


愛梨は怯える目で戸山を見た。



「フフッ、
そうゆう顔も可愛いなぁ~。
キミみたいな子が福士の彼女なんて
もったいない。
ちゃんとつり合いが取れた人と
結ばれるべきや。
そ、俺みたいなな。」


戸山そう言って、
愛梨の髪をやさしく撫でた。



「や、やめて・・・」


愛梨は震える声で拒む。



「大丈夫、すぐに気持ちよくなる。
福士なんて簡単に忘れる程な・・・」


そう言って戸山は、
愛梨の唇に唇を寄せた。