日曜日。
今日は
さすがに着信が無かった。
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・忙しいのかな?
ふと、お昼頃携帯電話をのぞくけど
変わりなし。
「志保。気になるなら電話すれば良いじゃん」
「建志…」
さすが建志。
目ざとい・・・。
昼食を建志と向かい合って食べながら、
私が携帯をちらっと見たのを
見逃さなかった。
ちょっと焦っちゃっう。
「別に、気になるわけじゃ・・・」
ニヤりとわらって建志が携帯を
指差す。
「日曜だし、デートしたら?」
なんて、軽口をたたく。
「やめてよね。
別に、用はないし。」
「え?あるじゃん?」
「何?」
「ナンパ男の携帯、壊したんでしょ?」
「あ。」
そうだった!!!!
「俺、志保のことが心配だけど・・・
そういうのはちゃんと誤ったほうが良いぜ~」
ま。あいては金持ちだから機種変代金とか気にしないと思うけど~
と、建志は付け加えた。
「まぁ。何の話?」
「「お母さん」」
二人の声が重なった。

