「志保。次は、 ○○の御曹司と食事して来い。」 「いいな。あそこのパーティで××に気に入られて来い。」 おじい様が出す 無理難題。 私だって、かわいがってもらってるし、 ジィちゃん孝行だってしたい。 だから、 きちんと行くんだけど。 そこに行って思うことは 誰も『私』を見ていないということ。 話しかけてくる男も。 おじい様も。 欲しいのは、 私の体か、 家柄か。