**** 市川 武(いちかわ たけし)は優秀な秘書である。 某有名大学を卒業し 花京院財閥の秘書課に入社。 数年で幹部の秘書になり、社長に付けるまでになった。 その後 昴の常務就任と合わせ昴専用の秘書に就任。 仕事と先読みして動くという能力には定評があり 昴も、武以外の秘書を必要とすることがなかった。 仕事に対してはドライで、 上司である昴に対しても、冷たい視線を投げかける。 その、 武が珍しく動揺していた。 『--武。今から行くから。』 「はっ?」 昴からの一本の電話。