志保はそのまま軽く会釈をすると では、また。 なんて言いながら軽く手をふった。 俺も、 笑顔で、手を振りながら、 携帯を取り出す。 志保なりの気遣いなんだろうけど 逆に、一時間で商談をまとめたら、 今日も、志保と過ごせる。 一緒に食事に行けるってことだろ? ははは。 なめんなよ。 今日も、明日も俺で予定を埋めてもらおうじゃねーの。 「やってやろうじゃないの。」 とりあえず俺は、タクシーを止めてすぐさま武に電話をした。 今夜の予定は『仕事』だ。