あれ? 私・・・ 昴さんとなら、食事に行きたいってこと・・・? 「あぁ。そっか。」 なんか、 大事なことを気が付いた気がする。 駐車場。 少し離れたところに 黒田課長。 私を見つけて、 にっこりと笑いかける。 私は思わず 首元のネックレスをそっと触った。 「課長・・・。」 私は、 意を決して、 黒田課長の元へと歩みよった。