御曹司なんてお断りっ◆


私の番号は・・・
通話ボタンを押すと・・・

プープープーーーーー

「あれ?」

通話中。
一度切ってから再度掛けるが再び通話中。

おかしいなぁ。


建志の携帯電話からかけた志保の携帯電話には
一向につながる気配が無い。

メールするのも面倒だし、
建志がわざわざメールを開くとも限らないし。


なんだろ。
嫌な予感・・・。

黒田課長のように、余計な電話が・・・


もしかして昴さんかしら?
私に電話した?


また、建志がとって、
昴さんに変なことを吹き込んでないだろうか。
変な女に思われたら、困るじゃない…

あれ?

「なんで、ここで昴さんなのよ・・・」

突然思い出した
昴さんの笑顔を消すかのように手で払う。




志保は、つながらない携帯電話をデスクの右引き出しに放り投げた。