ぐったりする昼休みもそろそろ終わる。
なんだか、
変に疲れちゃった。
デスクに戻ろうと振り返ると、
マナーモードにした建志の携帯電話が鳴る。
表示『妹』
「あっ!!」
やった。
建志が、私の携帯から電話してくれたんだ~?
ここは、一つ文句を言わないとやってられないっ!!
すぐさま、
通話ボタンを押す。
「建志ーー??」
『もちもちぃ~。建志おにぃちゃまぁ~』
!!!
ためらいもなく、
携帯電話を床に投げつけた。
がっしゃんっ
はぁ。はぁ。
思わず、投げてしまった・・・
良かった。
壊れてはないみたい。
投げつけた電話をあわてて拾って確認。
八つ当たりしてごめんね。
ストライクゾーンの広い兄に対し、
やり場のない怒りがこみ上げる。
とりあえず
身に覚えのないもう一人の妹がいることが確認できた。
「はぁ。」
こっちから、自分の携帯に電話してみよう・・・。

