「…さっき、電話したんだ。
ランチを誘そいたくて…」
嫌な予感がして頭が痛くなった。
もしかして・・・
「男が出た。」
予感的中。
やっぱりっ!!
「そいつが…
田中さんが、間違えて携帯を持って行ったって言ってたんだ。
---ベッドに並べ置いてあったから
間違えたんだろうてーーー」
その言葉に
がっくり肩を落とす。
あぁ。あってるけど、
間違ってないけど、
確かに建志のベッドサイドで充電してたけど。
ぜったい、わざと意味深な言い回しをしたと思うっ!
絶対、わざとっ!!!
建志の楽しそうな笑顔が目に浮かぶ。
「あの、黒田課長ーーー。」
「いいんだ。…ただ、同棲までしてるんだったら
--…言ってほしかった。
僕、一人で舞い上がっちゃって…恥ずかしいだろ??」
黒田課長が悲しそうに笑った。
なぜかチクンと胸が痛んだ。

