御曹司なんてお断りっ◆


「…さっき、電話したんだ。
 ランチを誘そいたくて…」

嫌な予感がして頭が痛くなった。
もしかして・・・

「男が出た。」


予感的中。
やっぱりっ!!

「そいつが…
 田中さんが、間違えて携帯を持って行ったって言ってたんだ。

 ---ベッドに並べ置いてあったから
 間違えたんだろうてーーー」

その言葉に
がっくり肩を落とす。

あぁ。あってるけど、
間違ってないけど、
確かに建志のベッドサイドで充電してたけど。


ぜったい、わざと意味深な言い回しをしたと思うっ!

絶対、わざとっ!!!

建志の楽しそうな笑顔が目に浮かぶ。



「あの、黒田課長ーーー。」

「いいんだ。…ただ、同棲までしてるんだったら

 --…言ってほしかった。



 僕、一人で舞い上がっちゃって…恥ずかしいだろ??」


黒田課長が悲しそうに笑った。

なぜかチクンと胸が痛んだ。