「…-っなのに。」 「え?何?」 「建志の言葉など、 気にせず、私に電話してくれれば良かったのに。」 そのまま、志保は喫茶店を後にした。 思考が停止した俺を残して。 ーーー私に電話してくれれば良かったのにーーー 「いやいや、 俺は、志保に電話したっちゅーねん!!」 志保が去って行った喫茶店。 おいて行かれた俺は、 思わず叫ぶ。