呼び出し音がなる。
鳴ったことに、ひとまず安心してしまう。
3回目のコールで相手は出た。
「もしも…」
『はい。これは、志保のケータイだけど。誰デスカ?』
「は・・・・?」
男ーーーーーー?!!
言葉が出ない。
てっか
お前こそ誰デスカっ!!
心中穏やかではないが、そこは抑えて
できるだけ
おちついた声を出した。
「あの、志保さんは?」
『志保は今お風呂にーーー
折り返させますか?』
「では、よろしくーーー」
おねがいします。
といって、
切ろうとした瞬間。
『なぁ。もしかして、『花京院 昴』さん?』
「は??」

