まぁ、武で遊んでる暇はないことは重々承知だ。
さっさと車に乗り込んで
資料を受けとる。
武は運転しながら、さらりと補足を加える。
っていうか、
車で移動中に処理できる量じゃないだろ。
渡された資料と
俺の決済待ち書類。
ため息しか出なかった。
「馬のように働いてください。」
優秀な秘書はあっさり言って、書類を追加した。
やれやれ。
後部座席には俺と、書類。
そして、昨日はならなかった携帯電話。
俺は、携帯電話をもちあげた。
一瞬戸惑うが、
コールした。
昨日の「私はーーー」の続きが
どうしても聞きたかったのだ。

