しばしの沈黙。


その間に流れる空気が

淀んでいるかのように

息が苦しい。


口につけたホットコーヒーが

ひんやりと冷たく感じた。


どれだけ時間が経ったのだろうか。


次に切り出したのは敦だった。


「どうやら俺たち、

 好きになった女も

 一緒みたいだな」


「あぁ。どうやら

 そうみたいだよ、敦」