「彩加ちゃんを

 困らせちゃったね。

 ゴメン。

 敦くんと俺は

 会うことないから。

 ……絶対……」


「絶対……?」


優の最後の言葉が引っかかる。


なんで“絶対”なんて

言い切れるのだろう。


もしかしたら、

街でばったり会うことだって

考えられなくはないのに。


しかし優は

私の疑問に答えることなく、

ただ微笑んで一つ頷いた。