予想はしていたけれど、
カップルの割合がかなり高い。
周りの甘い雰囲気に圧倒されて、
変に私の心臓がドクンと
大きな音を立てる。
「で、彩加はどんな映画観たい?」
上映リストを眺めながら
敦が隣から声をかける。
やっぱり敦は
こういうことに慣れているんだ。
私がこんなにも
周りにのまれているというのに、
敦はいたって冷静に、
いやそれが当たり前のように
私に訊ねてくるのだから。
高鳴る鼓動をどうにか
落ち着かせようとしながら、
私はどうにか口を開く。
「……恋愛系は、
あんまり好きじゃない。
ホラーもダメ」
「じゃ、ソレ以外で
適当にチケット取ってくるよ」
そう言うと敦は
チケット売場へと向かってしまった。
カップルの割合がかなり高い。
周りの甘い雰囲気に圧倒されて、
変に私の心臓がドクンと
大きな音を立てる。
「で、彩加はどんな映画観たい?」
上映リストを眺めながら
敦が隣から声をかける。
やっぱり敦は
こういうことに慣れているんだ。
私がこんなにも
周りにのまれているというのに、
敦はいたって冷静に、
いやそれが当たり前のように
私に訊ねてくるのだから。
高鳴る鼓動をどうにか
落ち着かせようとしながら、
私はどうにか口を開く。
「……恋愛系は、
あんまり好きじゃない。
ホラーもダメ」
「じゃ、ソレ以外で
適当にチケット取ってくるよ」
そう言うと敦は
チケット売場へと向かってしまった。

