「敦くん、カッコイイから

 洋服屋さんの店員に

 似合いそうね」


母親の言葉に私も大きく頷く。


母親の言う“カッコイイ”

かは別として、

背が高くすらりとした

モデル体系の敦だったら、

確かにどこか

都内のショップ店員が

イメージに合う。


そんな私たち親子を見て

敦がワハハと豪快に笑うと、

私の方へにじり寄り

イタズラな顔を浮かべた。


「彩加がそう言うんだったら、

 俺、ショップ店員に

 なろうかな」