ダイニングテーブルに

向かい合うように座る

私と敦。


それを微笑ましく

見守るように母親が

私の隣に腰掛ける。


小学生の時、

下校するといつも私たちは

こうして私の家で

お菓子を食べていたっけ。


あの時はオレンジジュースに

スナック菓子が

定番だったけれど、

今日は香ばしい香り漂う

コーヒーに甘さ控えめの

レーズンクッキー。


口にしているものは違えど、

こうして敦と

向かい合っていると、

本当にあの頃に

戻ったような感覚さえする。


タイムスリップ。


その言葉が

今の私にはしっくりくる。