スポーツ狩りで

少し目の釣りあがった

凛々しい目。


そんな見た目とは違って、

いつも私を

一番に考えてくれる優しい敦。


ずっと一緒に過ごせると

信じて疑わなかった。


なのに、敦と

もう会えなくなってしまうんだ。


「嫌だよう……」


俯きながら

蚊の鳴くような小さな声で

精一杯の気持ちを出す。


けれど、

そんな私の気持ちなんて

どうにもならないことは

分かっている。


「彩加」


敦に呼ばれ、

私はゆっくりと視線を合わせる。