Honey Love

『――もしかして、あんた迷った?』


声をかけてくれたのは・・・そう。


優吾くんだった。


そのときの、無表情な顔とは裏腹な、優しい瞳。


あたしの体全体が熱くなって・・・。


君の瞳に吸いこまれそうになった。


そして教室まで一緒に行ってくれた優しい彼を、


完璧に好きになったんだ。