5才の時から夢を見始めた。 ――――――― 赤ちゃんがいる。 女の子。 寝ているときに女の人が入ってきた。 綺麗な人。 その人が赤ん坊を抱き抱えた。 そうしてこう言ったの… 『私のために死んでね。』 って。 一気にその人の顔が歪んだ。 怖い…怖いよ。 赤ちゃんがそう言ってる気がした。 誰かに助けを求めている気がした。 私は何も出来ない。 私も…怖いよ。 ――――――――