緋と微熱と狂想曲【上】





んで、ピンクブラウンの髪で肩までのストレート、
笑った時に口の間から八重歯が見える女の子が恵ね。



「次に、今マイクを持ってる茶髪でワックスツンツンの奴が但馬(タジマ)。

その隣に座ってて耳にピアス5つ開けてるのが吉本(ヨシモト)くんで、
その隣にいる赤茶色の髪の人が天羽(アモウ)くんね」



和夏が私に近寄って来て耳元でこそこそと説明してくれた。



「了解」



私は頷いて一人一人、目を向けて姿を確認した。



うわぁ、明らか皆軽そうな人達。



女の子はメイクバッチリで、男の子は服装チャラチャラで。



外見で判断したくは無いんだけど…



和夏はともかく、私って絶対場違いだよね。



私は皆に気付かれない様に溜め息をついた。