『“和夏?”じゃ無いでしょー!?
依茉、3時から合コン!
忘れたの~!?』
それを耳にした瞬間、私の顔はサーッと一気に青ざめる。
携帯のディスプレイを見ると時間は3時10分。
テーブルの窓越しから、そっとカラオケ キューブの店の方を見ると
そこには私と同じく携帯を耳に付けながら苛々と店の前を左右に歩きまわる和夏の姿が。
ど、ど、どうしようっ!
完全に忘れてたーっ!!
『ちょっと依茉、聞いてるのー!?』
携帯から和夏の苛々した声が聞こえる。
「ご、ごめんっ…!」
私は震えた声で謝る。
合コン開始の時間、とっくに過ぎてるよね。
