緋と微熱と狂想曲【上】





途端、ビリビリッと電流が走ったかの様な快感が全身を突き抜けた。



「やぁぁっ…!」


あまりの刺激に堪えられ無くて身悶えする。



びくびくと撥ねる私を見て、皐月くんは


「はは、可愛い」


と笑ったけれどそれ処じゃ無い。


このままじゃ、私…!



「はぁ、はぁっ…」


荒い息を吐いて呼吸を整える。

そんな私の首筋に皐月くんはお構い無しに顔を埋めた――。




!!





それは一瞬だった。


皐月くんの舌が肌を数回撫でた刹那、鋭い痛みが首筋を襲う。



「っ、あ!」


痛みと驚きで声を上げた私に容赦無く襲い来る快楽の波。


頭から足の爪先まで、心地良い波が寄せては引いてを繰り返している。