「接客とか、店に連れ込む事情に当たって」
それって、
「皐月くんが女の人を誘惑してお店に連れて来るって事?」
「人聞き悪いな、女が勝手に付いて来るんだよ」
…それは大体分からなくも無いけど。
「店に連れて来る前に、俺が女で適当に食事して。
気を失ったら此処まで運ぶ」
!!
「それ犯罪じゃん!」
「大丈夫だよ、無理に高いお酒を勧める訳じゃ無いし」
…?
それじゃ、どうやって…?
頭の中にクエスチョンマークが立ち並ぶ。
“簡単だよ”
皐月くんはバカにする様な顔をした。
「一緒に一晩寝てやる約束をするだけ。
人間の女は一度血を吸われると吸血の快感を求めるようになるから」
「…っ」
私はごくりと息を呑む。
