サンシャイン…、
「店の名前、サンシャインって言うの?」
「そう、店の雰囲気に全然そぐわない感じの名前」
「サンシャイン、って明るい感じのイメージがあるんだけど」
サンシャインって直訳すると“日光”だし。
「全然、明るく無いよ。
寧ろ昼前から薄暗くて辛気臭い店だし」
「そ、そうなんだ…」
僅かに口端が下がった私を見て、
「やっぱり来るのやめとく?」
皐月くんはそう言って私の顔を覗き込んだ。
綺麗な黒髪がさらっと揺れる。
黒い瞳が私を映し出す。
「ううん…
行く」
魅了された様に私は答えていた。
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