いぶかしげな顔をすると。
「さっきから血の匂いがぷんぷんして苛つくんだって」
あ、血の臭いで気付いて──!?
「だから俺に任せて」
戸惑う私に皐月くんは艶やかしく微笑むと再び唇を奪った。
「ん、ふっ…」
皐月くんに頭をがっしりと片手で支えられて。
「ふ、うっ」
束の間、呼吸をする事を忘れていた私は息が続かなくなる。
く、苦しっ…。
酸素を取り入れようと小さく口を開けると。
その一瞬の隙を突いて、何かがナカに入ってきた。
…!?
それが皐月くんの舌だと言う事に気付くまで時間は掛からなかった。
頭の中に電気が走ったかの様なビリビリとした衝撃を感じる。
