「言うタイミング、ズレ過ぎ」
「ですよねー」
それでも皐月くんは、
「…おはよ」
そう後に告げ足してくれた。
私はそれが何だかとても嬉しくて仕方が無かった。
「で、学校行くんだよね?」
「あ、うん。
その前にシャワー浴びて行こうかなって…」
「了解。
なら、さっさとシャワー浴びてリビングに来て」
「う、うん…」
それだけ言うと皐月くんはまた部屋のドアをバタンと閉めて行ってしまった。
…此処、私の家なのに何で皐月くんが仕切ってんのよ。
って言うか、リビングに来てって一体何があるんだろ?
そんな事を考えながら部屋を出た私は風呂場へ向かったのだった。
