「大抵の奴等は20日もしたら限界でくたばっちまうだろうな」
「血って、毎日飲まなきゃいけないの?」
私はぎゅっ、と掛け布団のシーツを握り締める。
「普通は、な」
皐月くんは首を横に曲げてコキコキと音を鳴らした。
「御飯は他にちゃんと食べるんでしょ?」
「御飯はサプリメントみたいなもんだよ」
…サプリメント、って。
普通、血液の方がサプリメントって感じじゃ無いの?
「まあ、簡単に理解して貰う様に言えば
俺達にとって人間の血は持病を抑える薬みたいなものだね」
「成る程…」
そう考えれば納得かも。
うん、良く分かる例えだ。
私は“うんうん”と二回、大きく頷いた。
「吸血鬼の女の子って、どの位いるの?」
