「取り外すのは一瞬の事だから、気付かない人間が多いな」
「そうなんだ…」
早く私の事も飽きて取り外してくれれば良いのに…。
そして忘れたい、自分の侵されている状況も。
なんて簡単には行かないだろうなぁ。
溜め息を吐きそうになった口を思わず両手で押さえる。
と、そこで衝撃の一言。
「まあ、血を啜り取ってそのまま死に至らしめてから
他の餌探す奴もいるけど」
……。
………。
…………え?
ええええっ!?
私は心の中で絶叫した。
「こ、殺しちゃうの…!?」
「んー、まあそう言う事になるね」
皐月くんは至って暢気だ。
いやいやいや、犯罪だよね、それ!
