「だ、だって…」
想像しちゃったんだもん。
皐月くんの首の骨が折れた場面…
って言うかそこまでしないと死なないのね。
「想像なんかするから、魚の腹みたいな顔色になんだよ」
皐月くんは尤もな正論を言ってのけた。
「う゛ぅーっ」
私は唇を噛み締める。
何だか少し悔しかった。
こんな状況なのに、“怖い゛って思うのに…
それよりも今は皐月くんの事を
“もっと知りたい”
って言う好奇心の方が私の中では勝っていた。
今の所、私を殺そうとする気配はあまり感じられないし…。
「皐月くん、何で私が今“想像した”って分かったの?」
今、感じた事をそのまま皐月くんに聞いてみる事にした。
まさか、相手の心情を読める能力とか備わってたりしないよね?
なんて考えていたら。
