「それに俺達は多少の事じゃ死なない」
え、それって不老不死って事!?
想像を張り巡らせる私。
でもまたもやそれを皐月くんが遮った。
「不老不死、って訳じゃ無い。
寿命は人間と同じ程度だ。
ただ──」
ただ──?
「刃物で刺されても、死ぬ事は無いな」
「えぇっ!?」
何と言う衝撃の事実。
刺されても死なない──!?
「そりゃ、刺されたら普通に痛いけど…
早ければ20分もあれば完治する」
「……。」
言葉には出さないけど、“恐ろしい”の一言だ。
「身体の損傷が激しければ勿論死に至るけど」
そ、それって…
「例えば、どんな?」
「車に引かれたり、首の骨折られたりしたら流石に…
って」
“何、青くなってんの?”
皐月くんは言葉を止めて私を見た。
