もっと…もっと…



「…優奈?優奈!?返事をしてくれ!!」



その願いは届かなかった。



静まり返った洞窟の中。



何も聞こえない。



底知れぬ恐怖が途端に襲いかかった。



逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!


本能がそう叫んでいる。
なのに…
俺の足は鉛のように重く感じられ、動くことが出来なかった。